文章基本信息
- 标题:太陽光線による牛乳中のリボフラビンの分解および光学用フィルターによるその防止
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- 作者:福本 順子 ; 中島 けい子
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1980
- 卷号:33
- 期号:5
- 页码:343-345
- DOI:10.4327/jsnfs1949.33.343
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:15分間太陽光線照射した市乳のリボフラビン含量は, 180分間蛍光灯照射したものと同じ程度の分解を示したが, 赤色フィルターは, 太陽光線のエネルギーが非常に高いにもかかわらず, 蛍光灯照射とほとんど同じ防止効果を示した。このときの青色, 褐色フィルターのリボフラビン分解防止効果は, 蛍光灯照射に比較して小さい。生乳を太陽光線処理すると, 市乳とちがって, ビタミンCが含まれているため, このビタミンCが存在する15分間は, そのリボフラビン分解が抑制される. 同様に, 青色, 褐色および赤色フィルターのリボフラビン分解防止効果も, 市乳と生乳では異なり, 生乳に対する防止効果が一般に低い. これは, 市乳と生乳の成分あるいは, その存在状態の差によるものと推定される. いずれにせよ, 赤色フィルターによるリボフラビンの光分解防止効果は, 顕著であり, この観点からすれば, 牛乳ビンは, すでに一部で用いられている褐色ビンは, ほとんど効果がなく, 赤色ビンを用いたほうがよいと判断される。