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- 标题:ラット肝臓コリン脱水素酵素
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- 作者:柘植 治人 ; 大西 英治 ; 二村 芳弘 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1980
- 卷号:33
- 期号:3
- 页码:143-150
- DOI:10.4327/jsnfs1949.33.143
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:コリン代謝上の問題点を解明する目的で, 酸化分解系の初発酵素, コリン脱水素酵素 (EC 1. 1. 99. 1) の3ヵ月齢ラットにおける臓器分布, 細胞内顆粒局在性, および, その可溶化と可溶化酵素の安定化法を検討した。 1) コリン脱水素酵素は肝および腎臓にのみ存在し, ミトコンドリアに結合し, 通常の細胞破砕の条件では容易に漏出しないことを確かめた。また, 両臓器における比活性は同程度であるが, 総活性の80%は肝臓に存在した。 2) 可溶化の方法として, 超音波処理後, 2% TritonX-100でかくはん抽出する方法を採用し, 可溶化率約50%の結果を得た。 3) 可溶化酵素はTriton X-100を含まない溶液中で容易に失活する。失活を防止する目的で, 総たん白質量に対し1/15のジチオビスニトロ安息香酸 (DTNB) を添加し, 化学修飾した酵素標品は溶液中で安定で, かつ, 通常の酸素電極法で活性測定できることを明らかにした。