文章基本信息
- 标题:ポリアクリロニトリル上に固定したトリプシンの調製とその酵素的性質
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- 作者:半田 隆 ; 後藤 純雄 ; 深井 文雄 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1978
- 卷号:31
- 期号:4
- 页码:327-332
- DOI:10.4327/jsnfs1949.31.327
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:1) ポリアクリロニトリルを担体として用い, トリプシンを固定化した。酵素結合量および活性はpH 4.5~5.5で酵素固定化反応を行なったものが最大値を示した。また, 酵素結合量は酵素固定化反応時の温度の上昇とともに増加したが, その活性は20℃で酵素固定化反応を行なったものが最大値を示した。またもとのトリプシンに対する比活性は, 80~90%であった。 2) 固定化トリプシンの至適pHは, もとのトリプシンの場合よりわずかにアルカリ性側への移動 (pH 8.1→pH 8.6) が認められた。また, pH安定性はほとんど変化がなかった。至適温度は, 固定化トリプシンの場合約57℃, もとのトリプシンの場合約59℃であった。固定化トリプシンの温度安定性は, 40~60℃間で低下する傾向を示した。また, パッチ式による酵素反応におけるみかけのMichaelis定数 Km 'は, 固定化トリプシンの場合0.065 (%), もとのトリプシンの場合0.047 (%) であり, 固定化することによりわずかに反応が起こりにくくなっていることがわかった。 3) 固定化トリプシンの耐久性に関してバッチ式酵素反応においては, 10回のくり返し使用で約50%の活性を有していた。また, 室温でのカラムによる2週間の連続酵素反応においては, 初期活性の約55%を有していた。