文章基本信息
- 标题:貯蔵中の家兎筋肉から調製した筋原繊維におよぼすCASF (Ca2+-activated sarcoplasmic factor) 処理の影響
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- 作者:鈴木 敦士 ; 野並 慶宣
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1977
- 卷号:30
- 期号:6
- 页码:371-375
- DOI:10.4327/jsnfs1949.30.371
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:屠殺直後および1週間低温で貯蔵した家兎筋肉から調製した筋原繊維 (0-MFと7-MF) に, 同じ家兎筋肉から分離したたん白分解酵素CASF (Ca2+-activatedsarcoplasmic factor) を作用させ, 遊離物質の定量ならびに電気泳動を行なった。また, CASF処理によって筋原繊維のMg-ATPase活性の受ける変化を測定した。 1. 7-MFからCASF処理によって遊離する物質の量は, 0-MFにくらべると小さく, CASFの基質になりうる物質が少ないことを示している。 2. 電気泳動の結果, Z-帯の主要な構成分であるα-アクチニンの7-MFからの遊離量は, 0-MFからのそれにくらべて少なく, 経時的変化も小さかった。 3. 30分間CASF処理した0-MFのMg-ATPase活性は増加したが, 7-MFのMg-ATPase活性は減少した。 以上, 7-MFがCASFによって受ける変化は0-MFが受ける変化にくらべて小さかった。これは, 筋肉を1週間貯蔵している間に, CASFの作用が続いていることの反映であり, 筋肉の死後貯蔵中の変化に果たすCASFの役割の重要性を示している。