首页    期刊浏览 2025年02月22日 星期六
登录注册

文章基本信息

  • 标题:スルホン酸系界面活性剤による米粒中のカドミウムの除去について
  • 本地全文:下载
  • 作者:満田 久輝 ; 富山 新一 ; 出浦 浩
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1974
  • 卷号:27
  • 期号:3
  • 页码:125-131
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.27.125
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:精白米中のカドミウムの存在状態を検討し, それを基として米よりカドミウムを除去する方法について研究を行ない, 次の結果を得た。 1) カドミウムは精白米中ででんぷん, 精製油脂中には存在せず, 主としてたん白質とキレート的錯体の形で存在していた。 2) 精白米たん白質に対しスルホン酸塩系界面活性剤 (LAS, AOS) は, アルキル基の構造にかかわらず同様にたん白質-スルホン酸塩の複合体を形成した。 3) スルホン酸塩-たん白質-カドミウムの重金属含有複合体が生成することを認めた。 4) スルホン酸塩-たん白質-カドミウムの重金属含有複合体の安定なpH域はpH 7~およそ9であることを示し, 精白米中からカドミウムを重金属含有複合体として可溶化し除去可能なことを認めた。 5) 工業的な精白米からのカドミウム除去は経済的に, 環境衛生的にAOSが最適であると考えられる。 6) 実用的には米破砕物粒度は12~20メッシュ65%, 20メッシュ以上35%程度であると考えられるため, カドミウム除去操作としては, 0.1%NaOH-0.1%AOS液で洗浄処理し, ついで0.3%HCl液で洗浄処理し, すすぐプロセスが適当と考えられる。この処理操作により得た米破砕物はカドミウム含有量0.02ppmとなり, 利用可能な基準値を十分に下回るものであった。
国家哲学社会科学文献中心版权所有