文章基本信息
- 标题:低たん白質飼料においてカゼインと大豆たん白質等量混合物給与の影響
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- 作者:吉田 勉 ; 栗山 久枝
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1975
- 卷号:28
- 期号:1
- 页码:25-32
- DOI:10.4327/jsnfs1949.28.25
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:生後4週齢, 体重約50gのウィスター系雄ラットに約10%のたん白質含有飼料 (たん白質源としては, カゼイン, 大豆たん白質, および両種たん白質等量混合の3種類の飼料) を給与して, 1週間の予備飼育後, 3週間の実験飼育を実施した。実験飼育期間中の体重, 飼料摂取量, 飼料効率, N効率, N・Ca・Mg・Pのみかけの消化率ならびに体内蓄積, および56日齢における大腿骨+脛骨 (ひ骨を含む) の重量ならびにCa・Mg・Pの骨中含量を調べ, これらに対するカゼインと大豆たん白質という2種類のたん白質の等量混合による影響を調べた。 1) 飼料摂取量, 増体重, 飼料効率およびN効率について, 3群間に有意差はなかった。 2) Nのみかけの消化率はカゼイン群>混合群>大豆群の順で, カゼイン群と大豆群の間に有意差が認められた。Nの蓄積量は3群間に有意差を認めなかったけれども, Nの蓄積率はカゼイン群>混合群>大豆群の順で, カゼイン群と他の2群との間に有意差があった。 3) Caのみかけの消化率, 蓄積量および蓄積率は, 大豆群>カゼイン群>混合群の順であった。Caのみかけの消化率および蓄積率ではカゼイン群と混合群の間に, Caの蓄積量では大豆群と混合群の間に, それぞれ有意差が存在した。 4) Mgのみかけの消化率および蓄積率については, 3群間に有意差がなかった。Mgの蓄積量は大豆群>混合群>カゼイン群の順で, 大豆群とカゼイン群の間に有意差が認められた。 5) Pのみかけの消化率および蓄積量は, 大豆群>カゼイン群>混合群の順だった。みかけの消化率では大豆群と混合群の間に, 蓄積量では混合群と他の2群の間にそれぞれ有意差が存在した。Pの蓄積率はカゼイン群>大豆群>混合群の順で, カゼイン群と混合群の間に有意差があった。 6) 大腿骨+脛骨の乾燥骨ならびに乾燥脱脂骨の各重量, およびCa・Mgの骨中全量ならびに乾燥脱脂骨中のMg%については, 3群間に有意差は存在しなかった。Pの骨中全量ならびに乾燥脱脂骨中のCa%・P%は, 大豆群>混合群>カゼイン群の順で, 大豆群とカゼイン群の間に有意差が認められた。