文章基本信息
- 标题:卵黄脂質の化学
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- 作者:藤野 安彦
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1971
- 卷号:24
- 期号:6
- 页码:317-324
- DOI:10.4327/jsnfs1949.24.317
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:卵黄は30%をこえる高濃度の脂質を含む。 この脂質の種類, 組成および性状は, 第一義的にはかなりよく理解されている。 しかし, 飼料ならびに飼育環境と卵黄脂質との関係, 卵黄の脂肪やリン脂質の分子種の解析, 卵黄の微量脂質の探索と確認など, さらに深く掘り下げるべき問題は少なくない。 また, 卵黄脂質の本来の姿であるリポプロテインの存在状態ないし構造の解明はこれからの大きな課題である。 これらの諸点の究明は, 卵黄脂質に関する既存の知識と相まって, 卵黄の栄養的意義ならびに食品的価値を考察する上で, 大切な資料を提供することになろう。 その意味で卵黄脂質の研究は, 古くしてなお新しい使命をもっているといえるのである。