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标题：ジカルボキシルデンプンのラットに対するストロンチウムおよびカドミウムの毒性緩和効果
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作者：藤田修三 ; 高谷友久 ; 不破英次等
期刊名称：日本栄養・食糧学会誌
印刷版ISSN：0287-3516
电子版ISSN：1883-2849
出版年度：1980
卷号：33
期号：2
页码：87-92
DOI：10.4327/jsnfs1949.33.87
出版社：Japanese Society of Nutrition and Food Science
摘要：ジャガイモデンプンを酸化して, α-1, 4結合グルコース単位中に二つのカルボキシル基をもつ, ジカルボキシルデンプン (DCS) を調製した。このものは, 無機元素とイオン結合する性質をもつ。10%カゼイン, 低カルシウム, 低リンの条件下で, 3% DCS-0.35%ストロンチウム, 3% DCS-0.02%カドミウム, 2% DCS-0.02%カドミウムそして2% DCS-0.005%カドミウムを加えた合成飼料を, ラットに一定期間与えて, DCSによる投与元素の体内吸収抑制効果を観察した。その結果, 3% DCS-0.35%ストロンチウム投与群の脛骨ストロンチウム蓄積量, そして, 2% DCS-0.005%カドミウム投与群の肝臓カドミウム蓄積量について, DCSの緩和効果が認められた。また血中ヘモグロビン, ヘマトクリット値から, カドミウム投与による貧血症状が緩和される傾向が認められた。