文章基本信息
- 标题:穀類による炭酸ガス吸着現象とその包装への利用 (第1報)
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- 作者:満田 久輝 ; 河合 文雄 ; 久我 睦男 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1972
- 卷号:25
- 期号:8
- 页码:627-631
- DOI:10.4327/jsnfs1949.25.627
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:穀類種実が炭酸ガス分圧の高い雰囲気中において, 炭酸ガスをかなり多量に吸着する事実を見いだした。その吸着量, 吸着速度, 温度依存性などについてワールブルグ検圧法によって検討した。その結果, 1) モミ, 玄米, 白米, 小麦, ラッカセイ, ダイズ, コーヒー豆, ゴマ, トウモロコシ, ダイズ粉など種々の穀類種実ならびにその粉体に炭酸ガスが吸着されること。 2) 炭酸ガスを吸着した種実を空気中あるいは炭酸ガス分圧の低い雰囲気中に移すと吸着量とほぼ等量の炭酸ガスが脱着すること。 3) 最大吸着量は温度に依存し, 低温ほど大である。また種実の種類により異なること。 などを見いだした。この現象に基づいた密着包装方法は穀類の品質保持に有効であるのみならず, 新しい包装方法として利用面が大きいと考えられる。