文章基本信息
- 标题:南極オキアミたん白質の抽出とその性質について
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- 作者:松本 恵子 ; 一寸木 宗一 ; 浜倉 大全 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1976
- 卷号:29
- 期号:6
- 页码:347-350
- DOI:10.4327/jsnfs1949.29.347
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:1) 南氷洋で採取されたオキアミを試料として, 0.05% NaOHを用いてたん白質を抽出し, 粗たん白質83.4%を含むオキアミたん白標品を得た。 2) ディスク電気泳動法によりオミアキおよびオキアミたん白標品の泳動パターンを検討した結果, オキアミでは8本, オキアミたん白標品では6本のバンドが認められた。また形態的に類似しているシバエビを比較した場合, 泳動パターンに差異が認められた。 3) オキアミたん白標品は全卵たん白質のアミノ酸組成と比較した場合, メチオニン, シスチン含量に差を認めた以外は非常に類似した組成であった。さらに, 卵価87, 制限アミノ酸は含硫アミノ酸であった。 4) オキアミたん白標品, オキアミ乾燥粉末, 煮熟したオキアミ乾燥粉末, 全卵たん白質のペプシンによる人工消化試験を行なった結果, オキアミたん白標品の消化率は約85%以上で, 比較対照とした全卵たん白質に近い値が得られた。さらにオキアミ乾燥粉末, 煮熟したオキアミ乾燥粉末では消化率の低いことが認められた。