文章基本信息
- 标题:ゲニステインのアルミニウム塩について
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- 作者:太田 直一 ; 渡辺 忠雄
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1976
- 卷号:29
- 期号:3
- 页码:143-146
- DOI:10.4327/jsnfs1949.29.143
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:1) 味噌に塩化アルミニウムを加えると黄色を呈し, かつて着色安定剤として使用されていた。この作用機作を知るために, 大豆中に含まれるフラボノイド化合物であるgenisteinとdaidzeinを分離し, 塩化アルミニウムを反応させた結果, 前者は黄色化合物を生成したが, 後者は無のままであった。 2) Genisteinは塩化アルミニウムと反応してAl (genistein) 3の組成を持つmp 276℃の化合物を生成した。この化合物は, エタノール, メタノール, アセトン, 酢酸エチルに可溶, ピリジンに易溶, 熱水に難溶, クロロホルム, n -ヘキサン, エーテル, ベンゼンには不溶であった。 3) この塩は, genisteinの5位の水酸基と4位のカルボニル基にアルミニウムがキレートした塩であると考えた。 4) この塩は, 塩酸酸性 (pH 4.5) の70%エタノール溶液中で強い蛍光を発し, excitation max 420nm, emission max 480nmであった。