文章基本信息
- 标题:高含有率の脂肪酸とモノグリセライドを含む飼料の栄養的有効性について
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- 作者:足立 邦明 ; 飯森 正秀 ; 富山 新一 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1976
- 卷号:29
- 期号:2
- 页码:111-118
- DOI:10.4327/jsnfs1949.29.111
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:ウィスター系ラットを用い, 3ヵ月間にわたり各種の脂質を高含有率で配合した飼料を供与し, 脂肪酸とモノグリセライドを同時に摂取した場合の栄養的な有効性を他の脂質との比較のもとに検討した結果は, 次のとおりであった。 1) 脂肪酸をモノグリセライドあるいはトリグリセライドとともに摂取すると, 腸管における見かけの脂質吸収率は脂肪酸, モノグリセライド, トリグリセライドをおのおの単独で摂取した場合よりも上昇した。 2) 吸収後の脂質の有効性は単独脂質の場合, トリグリセライドとモノグリセライドは同等で脂肪酸は低い。脂肪酸をモノグリセライドあるいはトリグリセライドとともに摂取するとトリグリセライドを摂取した場合同様の高い有効性を示した。しかし本実験のごとき高含有率で長期間摂取すると低下が認められた。 3) 脂肪酸を高含有率で配合した飼料を長期間にわたり摂取すると肝臓の増大, 臓器組織異常等の傾向が認められるが, これもモノグリセライドを同時に摂取することによって完全には改善されない。