文章基本信息
- 标题:ムツゴロウ (Boleophthalmus pectinirostris) のカドミウム含有量の年次変化
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- 作者:山添 義隆 ; 大坪 藤代
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1975
- 卷号:28
- 期号:6
- 页码:343-346
- DOI:10.4327/jsnfs1949.28.343
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:有明海鹿島・白石地区, 川副地区および諫早湾森山地区より捕獲したムツゴロウおよびその市販缶詰製品について, 1970年から1974年まで5ヵ年にわたりCd含有量を測定した。また1970年に有明海西部9地点より採取した泥土中Cd量を測定し, 次のような結果を得た。 1) 3地区中諫早産ムツゴロウに高濃度に検出し, 有明海鹿島・白石地区, 川副地区の順であった。平均含有量は, 1970年から1974年の順に諫早産で0.114, 0.112, 0.104, 0.083, 0.073ppm, 鹿島・白石地区で0.094, 0.062, 0.056, 0.045, 0.023ppmおよび川副地区で0.102, 0.062, 0.052, 0.058, 0.044ppmが得られた。 2) 缶詰中含有量は1970年から順に0.124, 0.084, 0.074, 0.056, 0.044ppmが得られ, 新鮮物より若干高濃度であった。 3) 新鮮物, 缶詰品ともCd濃度は経年的減少が顕著であった。 4) 底泥中Cd濃度は1.00ppmから0.002ppmの範囲にあり, 有明海北部, 諫早湾において高く, 島原半島を南下するにつれ低濃度を示した。