文章基本信息
- 标题:動物肝グリオキサラーゼ系におよぼすレダクトン類の影響
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- 作者:飯尾 雅嘉 ; 岡部 公一 ; 大村 浩久 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1975
- 卷号:28
- 期号:5
- 页码:271-275
- DOI:10.4327/jsnfs1949.28.271
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:ウシおよびマウス肝臓より粗グリオキサラーゼ系を抽出し, メチルグリオキサール, グルタチオンを基質として酵素反応を行ない, 種々のレダクトンおよびその類縁化合物の影響を観察した。その結果 1) 2種の起源の酵素系いずれについても, 芳香族レダクトンであるポリフェノールのうち2個の水酸基が互いにオルト位にあるものの阻害効果が大きかった。メタ位にあるものでは中程度の阻害が見られ, パラ位にあるものではほとんど阻害を示さなかった。 2) カテコール誘導体については, 水酸基に対して4位にある置換基の相違によって阻害効果が異なり, 極性基の導入によって阻害力が低下する傾向が観察された。 3) p -ベンゾキノンも強い阻害効果を示したが, その作用機構はポリフェノールとは異なり, グルタチオンとの反応にあることが紫外スペクトル, ペーパークロマトグラフィーの結果から示唆された。 4) アスコルビン酸などの非芳香族レダクトンは, 阻害効果を示さなかった。 5) 2座配位子であるシュウ酸, フタル酸にも阻害作用は観察されなかった。