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文章基本信息

  • 标题:リノール酸の自動酸化に対するシステインの酸化促進作用について
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  • 作者:名武 昌人 ; 団野 源一
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1973
  • 卷号:26
  • 期号:4
  • 页码:251-256
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.26.251
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:リノール酸の自動酸化におよぼすシステインの酸化促進能を見いだし, この作用機構を明らかにするために, LA系, LAHPO系およびLASP系におけるシステインの効果を検討し, 次の結果を得た。 1) システインは酸性下 (とくにpH 4~5) においてLA系のPOV, TBA値および酸素吸収を著しく上昇させた。酸素の吸収は誘導期が認められぬほどすみやかであった。 2) システインはLAHPO系の酸素吸収をいくらか上昇させたが, LASP系のそれには影響をおよぼさなかった。システインを含むLAHPO系における酸素吸収の上昇は, 系にわずかに混在しているLAによるものであろうと推論した。 3) LASP系およびLAHPO系において, システインはPOVの低下を妨げるという証拠が得られた。 4) LA系およびLAHPO系におけるシステインの変化をTLCで追究し, システインは反応に関与した結果シスチンになることを明らかにした。 5) 以上の結果から, システインはリノール酸の自動酸化過程において酸素の吸収を伴う初発反応に積極的に関与してフリーラジカルの生成を促進すると同時に, 酸素吸収に伴って生じたROO・とも反応してヒドロパーオキシドの生成をも助長し, みずからはシステインラジカル (RS・) を経てシスチンになるとする酸化促進機構を提案した。
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