文章基本信息
- 标题:事業所従業員における高血圧症と歯科疾患との関連に関する疫学的研究
- 作者:小川 由紀子 ; 今木 雅英 ; 吉田 幸恵 等
- 期刊名称:産業衛生学雑誌
- 印刷版ISSN:1341-0725
- 电子版ISSN:1349-533X
- 出版年度:1998
- 卷号:40
- 期号:6
- 页码:235-240
- DOI:10.1539/sangyoeisei.KJ00001990681
- 出版社:Japan Society for Occupational Health
- 摘要:事業所従業員における高血圧症と歯科疾患との関連に関する疫学的研究:小川由紀子ほか、大阪府立看護大学医療技術短期大学部-大阪府下の石油化学工場において, 高血圧症と歯科疾患に関する疫学的検討を実施した.平均CPITN値および平均喪失歯数は喫煙者群, 非喫煙者群とも加齢と共に増加する傾向を示した.また, 喫煙者群は非喫煙者群に比べて平均CPITN値および平均喪失歯数は統計的に有意に高値を示した.平均処置歯数および平均う蝕歯数は, 加齢および喫煙習慣との関連性は認められなかった.次いで高血圧症者と対照者の歯科疾患状況の比較を検討した.その結果, 喫煙者, 非喫煙者群の両群とも, 高血圧症者群のCPITN値は対照者群に比較して統計的に有意に高値を示した.しかし, 他の歯科疾患指標に関しては, 高血圧症者群と対照者群の間に統計的に有意な差異は認められなかった.健診時の血圧値が正常範囲にある従業員の血圧値(収縮期血圧値および拡張期血圧値)とCPITN値の関連を喫煙習慣別, 年齢階級別に相関分析を用いて解析した.その結果, 50歳未満の非喫煙者群において収縮期血圧値とCPITN値との間に統計的に有意な関連性が認められた.以上の結果から, 歯周疾患は単に口腔に限局した疾患でなく, 血圧値と関連が認められ他の循環器系疾患の発症に影響を与えることが示唆された.
- 关键词:Hypertension;Dental disease;Periodontal disease;Blood pressure;Factory workers
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