文章基本信息

标题：各国の労働安全衛生関連法規・制度の国際比較 : 主に産業医倫理に関して
作者：前田正信 ; 井上正岩 ; 鷲尾昌一等
期刊名称：産業衛生学雑誌
印刷版ISSN：1341-0725
电子版ISSN：1349-533X
出版年度：1999
卷号：41
期号：3
页码：45-53
DOI：10.1539/sangyoeisei.KJ00001990785
出版社：Japan Society for Occupational Health
摘要：主に産業医倫理に関する各国の労働安全衛生関連法規・制度の国際比較を行い, 総説としてまとめた. 産業医の選任義務, 臨床医との兼業, 産業医の就業上の提案, 産業医の権限行使とその担保措置, 産業医の守秘義務, 労働パーセントの健康診断の受診義務, 産業医の独立性と中立性, 産業医の採用と解雇について, ドイツ, フランス, アメリカ, イギリス, 日本を比較した. 労働者のプライバシー保護の観点からは, 各国の制度と日本の制度にはかなり大きな開きがあるように思われる. 産業医の独立性と中立性に関しても, 各国の法規と比較して, 日本の労働安全衛生法はその視点が欠落しているように感じる. 今後, 日本の労働安全衛生法が再度改正される場合, 労働者のプライバシーの保護, 産業医の独立性と中立性, 産業医の身分保証等について産業医サイドから多くの意見がだせる参考の一助となれば幸いである.
关键词：International comparison;Occupational safety and health law;Occupational health system;Ethics;Occupational physician;Medical confidentiality;Professional independence;Competence of occupational physicians;Medical privacy of workers