文章基本信息
- 标题:VHF帯トランシーバ使用時の人体電磁波エネルギー吸収量評価
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- 作者:秋山 良太 ; 齊藤 一幸
- 期刊名称:映像情報メディア学会誌
- 印刷版ISSN:1342-6907
- 电子版ISSN:1881-6908
- 出版年度:2017
- 卷号:71
- 期号:2
- 页码:J87-J92
- 出版社:The Institute of Image Information and Television Engineers
- 摘要:近年,移動通信端末の使用形態の多様化により,それらの端末から放射される電磁波による人体への影響評価が多数行われている.通信端末で用いられる無線周波数帯では熱的作用が支配的であり,SAR(Specific Absorption Rate)を指標として評価がされている.特に,中継・番組制作現場などさまざまな場面での使用が想定されるトランシーバは,他の周波数帯と比較して人体での電力吸収が大きく,人体深部への電磁波ばく露が想定されるVHF(Very High Frequency)帯で用いられるため,端末使用時における人体への現実的な影響評価が必要である.本論文では,トランシーバを模擬したきょう体付きNHA(Normal mode Helical Antenna)を数値モデル化し,FDTD(Finite Difference Time Domain)法により,実際の使用時を想定したSAR評価を行った.その結果,身体の突出する部分や端末の配置によりSAR分布や局所10g平均SARの差異が確認できた.さらに,それらの値は電波防護指針の管理環境指針値を充分に下回ることを確認した.