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  • 标题:HPLC法によるヒト血しょう中のイミダゾールジペプチドおよびその代謝物の同時定量
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  • 作者:塩谷 茂信 ; 鈴木 貴則 ; 米山 明
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:2017
  • 卷号:64
  • 期号:8
  • 页码:437-445
  • DOI:10.3136/nskkk.64.437
  • 语种:Japanese
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    食品中のイミダゾールジペプチドはカルノシンとアンセリンの混合体として存在している.これらを経口摂取すると腸管から吸収され,血中で速やかに分解されてその構成アミノ酸となる.血中のイミダゾールジペプチドとその代謝物である構成アミノ酸の同時定量法としてアセトニトリルを含有する溶離液を用いた逆相-HPLC法が報告されている.しかし,これらの方法で用いられる溶離液では血しょう成分や除タンパク質剤のピークがオーバーラップするために,血しょう中のイミダゾールジペプチド代謝物,特に1-または3-メチルヒスチジンを同時定量することが困難であった.これを解決するために,我々はアセトニトリルを含有しない溶離液をアイソクラティックの条件で通液してイミダゾールジペプチドとその関連物質の保持時間を長くし,定量が可能な方法に改良した.その結果,血しょう成分や除タンパク質剤の影響を受けることなく同時定量が可能であった.この改良法を用いて市販されている2社の鶏肉由来精製イミダゾールジペプチド粉末製品を10名の健康な被験者に経口摂取してもらい血中濃度推移と生物学的利用能に差異があるか否かを二重盲検クロスオーバー方式で試験した.アンセリン濃度は1-メチルヒスチジンの約1/10であったが,その血中最高濃度 C maxは摂取後40分に観察され,2社の鶏肉由来製品で同等であり,市販されているイミダゾールジペプチドの製品間には血中濃度推移も生物学的利用能にも差異は認められなかった.これらの結果から,本改良逆相-HPLC法はヒト血しょう中のイミダゾールジペプチドおよびその代謝物を精度よく同時定量できる分析法であることが示された.

  • 关键词:imidazole dipeptides;イミダゾールジペプチド;oral ingestion;経口摂取;plasma concentration;血中濃度推移;modified RP-HPLC;改良逆相-HPLC法;bioavailability;生物学的利用能
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