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文章基本信息

  • 标题:On the Mark-Houwink-Sakurada Equation for Amylose in Aqueous Solvents
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  • 作者:Shinichi KITAMURA ; Kimie KOBAYASHI ; Hiroshi TANAHASHI
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:1989
  • 卷号:36
  • 期号:4
  • 页码:257-264
  • DOI:10.5458/jag1972.36.257
  • 语种:English
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    分岐を含まない直鎖アミロースの分子量とその水溶液の固有粘度([η])との関係式(Mark-Houwink-桜田式)を求めることを目的として実験を行った.そのために分子量分布の狭い直鎖アミロース(分子量2.7×105から1.18×106までの14種類)をジャガイモのホスホリラーゼを用いてグルコース-1-リン酸とマルトペンタオースから酵素合成した.調製アミロースには分岐構造のないことを,β-アミラーゼによる分解率から確認した分子量3.6×105以上のアミロースの水溶液は少なくとも数時間安定であったので,光散乱測定によってそれらの重量平均分子量(MW)を求めることができた.低分子量のアミロースのMwは,ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を用いて“ユニバーサルキャリブレーション法”によって求めた.0.25M塩化カリウム水溶液におけるアミロースの[η]を40℃ で測定して,得られた値をMwに対して両対数プロットした.プロットは直線関係を与えたのでMark-Houwink-桜田式を次式のように求めた. [η]=2.15×10-2Mw0.63(単位:mlg-1) この粘度式のKとα の値は高木らによって,ユリ球根由来のアミロースに対して報告されている値とよく一致した.他の天然アミロースに対して得られているα(約0.5)は本研究によって得られた値より小さいが,その原因として使用されたアミロース試料中に長鎖分岐分子が含まれていた可能性について考察を加えた.すなわち,それらの報告に記載されている天然アミロースの[η]値が,三官能性のランダム分岐高分子に対するZimm・Stockmayerの理論式に基づいた半経験式によってよくシミュレートできることを示した. ボスホリラーゼの調製についてご教示いただきました大阪大学産学科学研究所福井俊郎教授に感謝致します.また本研究は,一部中埜研究奨励会の援助を受けて行われました.ここに謝意を表します.

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