グルコシルβ-サイクロデキストリン (G-βCD) を基質とするアミロ-1,6-グルコシダーゼ活性の分光光度計を用いる測定法を検討した. 本方法は, G-βCDから本酵素によって生じるグルコースをグルコースオキシダーゼとペルオキシダーゼを用いて測定するものである. G-βCDに対する本酵素の反応の最適pHは6.3で Km は8.3mMであった. また, 生じたグルコースはβ-アノマーであった. ウサギ筋肉の酵素標品を本方法で測定した結果は, 14C-グルコースを用いる逆反応による測定法の結果とよく一致した.