家政学雑誌の1950, 1960, 1970および1978年の掲載論文について検討した. その結果, 1) 単独研究は減少し, 他機関の研究者との共同研究が増加する傾向がある. 2) 被服関係の研究は減少し, 食物関係の研究が増加している. 3) 単一の科学技術分野に限定された研究が減少し, 互いに異なる分野の科学技術の組み合わせによる研究が増加する傾向にある, ことが認められた.