本研究は、大学生の成長を捉えるための取り組みとして、「四日市大学成長スケール2015年度試行版」について検討することを目的とした。四日市大学の学生3年生・4年生合計58名に、「四日市大学成長スケール2015年度試行版」への参加を依頼して回答を得た。本研究では、成長指標ルーブリックに基づく大学生の成長の実感について検討した。さらに今後の方向性として、学生・教職員・大学教育・地域や社会に資する形での改善が必要であることについて指摘した。