人間は物体を認識する際,その物体の使われ方,すなわち人と物体のインタラクションを特徴として用いていると考える.本研究では人と物体との相互関係(物体に対する人間の動作)を物体の属性情報として抽出し,その属性情報を物体認識の特徴として利用する手法の確立を目的としている.本稿ではRGB–Dセンサーを用いて抽出した物体の形状と人間の動作を,物体の属性として付与する手法を提案する.