出版社:Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics
摘要:本研究は,ファジィc平均法にTsallisエントロピー最大化法を適用してアニーリング法と組み合わせた手法を拡張し,Tsallisエントロピーの q パラメータを q i に複数化して各クラスタに割り当てる手法を対象とする.同手法には,①データ分布に応じた q i の決定方法,② q i の偏りの発生,③ q i の適切な更新終了条件,という問題が残されている.そこで, q i の新たな計算方法と更新の終了条件を提案し,実験によりその効果を検証する..