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文章基本信息

  • 标题:Chemical Studies on the Nutrient Matter in Sea Water between Cape Town and Lutzow-Holm Bay, Antarctica
  • 其他标题:ケープタウン・南極リュッツォウホルム湾間の海水中の栄養塩類に関する化学的調査
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  • 作者:Tetsuya TORII ; Yoshio YOSHIDA ; Zenkichi HIRAYAMA
  • 期刊名称:Antarctic Record
  • 印刷版ISSN:0085-7289
  • 电子版ISSN:2432-079X
  • 出版年度:1959
  • 卷号:8
  • DOI:10.15094/00006947
  • 语种:English
  • 出版社:National Institute of Polar Research
  • 摘要:南極観測船「宗谷」により1957年10月より 1958年4月に至る期問,東京・リュッツォウホル ム湾間の航行中,毎日G.M.T.12時に装面海水 を採集し,温度,plH,班素艷,溶在酸素,殿酸物質, 栄墟(リン酸態リン,建酸態珪素,アンモニア 態窒素,亜硝酸態笠素)等を測定した.尚バック アイス地域では,3ケ所において800~2000mま で,これら成分の垂直分布を網べた・ケープタウ ン・南極大陸間は,亜熱帯圏,亜南極圏,南極燃へ と移行する海域であり,そこで従来行なわれてい る如く温度,塩素批による南極集連線,亜熱帯集 連線に対する考祭を行ない.更にこれら以外の上 紀化学成分に基づきその考察を行なってみた.そ の結果,水湿傾度の大きい南極4度附近が西風漂 流帯の北線部に当る亜熱帯集連線とみられ,南緯 51度附近に南極集連線があって,南極周辺の寒 論水が潜入して行く部域にあたると考えられる この間を境として,南極海域では水温の変化にともない.pH,塩素量,アンモニア等は減少し,珪 酸,リン酸,亜確酸等の成分は逆に増加の傾向を示 し,一般に南極海域ではこれらの栄養塩が豊富で あることが判明した・これらの傾向は復路におい ても,又第3次観測(1958年12月~1959年4月) の際に行なった結果についても同様にみられた 又炭酸物質については,全炭酸を測定した結果か ら遊離炭酸の分圧(Pco)を計算した処,南極集 連線以南ではPconは6x10-atm.pres,以上 の値を示し,南極集連線以北より大きい.これは 往路,復路ともほぼ同様な質を示し夏季における Pcoaは大気中の値よりも大きく炭酸ガスが大気 中に放出される状態にあるものと推定される.尚 氷海域において垂分布を調べた処,表層水は大 陸に近づくにつれて厚くなっているが,その下屈 にある南極周極水は塩素置,密度ともほば一定で, 珪酸,リン酸に富んだ厚い水塊で存在する.しか し金炭酸からPcoaを計算した処では,南極海域 はよく混合されているものと推定される.
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