文章基本信息
- 标题:Palaeomagnetic Studies on Pre-Cambrian Gneiss of Ongul Islands, Antarctica
- 其他标题:オングル島近傍の前カンブリア紀片麻岩による古地磁気学的研究
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- 作者:Takesi NAGATA ; Yoshio SHIMIZU
- 期刊名称:Antarctic Record
- 印刷版ISSN:0085-7289
- 电子版ISSN:2432-079X
- 出版年度:1960
- 卷号:10
- DOI:10.15094/00006983
- 语种:English
- 出版社:National Institute of Polar Research
- 摘要:第1次および第3次南極観測隊派遣の際,古地磁気学研究の目的をもって,東オングル島昭和基地附近の先カンブリア紀の片麻岩(biotite horn-blende granodioritic gneiss)を方向をつけて採集してきた.これらの岩石の自然残留磁気(NRMと略す)の測定結果から,岩石生成時の地球双極子の方向を計算すると,Lat.=19°N,Long.=167°Wとなる.また,岩石の片理面が岩石生成時には水平面であったと仮定し補正しても,Lat.=3°N,Long.=107°Wとなる.いずれにしても岩石のNRMの方向から推定される地球双極子軸の方向は,西太平洋赤道地域にあったこととなり,先カンブリア紀以来,地球磁極(すなわち地軸も)および南極大陸相互は,広範な移動および回転をしてきたことが示された.この論文では,以上の結論を確認するため,岩石のNRMが岩石生成時から,そのまま保存されてきたかどうかというテストを実験室で行なった結果についても同時に示されている.