文章基本信息
- 标题:Preliminary Report on the Westerly Waves in the Southern Ocean (METEOROLOGY) (Antarctic Symposium in Tokyo, 1960)
- 其他标题:暴風圏における偏西風帯上の小波動(気象部門)(<特集>南極シンポジウム)
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- 作者:Narimasa TAJIMA
- 期刊名称:Antarctic Record
- 印刷版ISSN:0085-7289
- 电子版ISSN:2432-079X
- 出版年度:1961
- 卷号:11
- DOI:10.15094/00007025
- 语种:English
- 出版社:National Institute of Polar Research
- 摘要:暴風圏の偏西風帯では,長波や短波の波動のほかにそれ等よりも規模の小さい気圧波があるらしい.以下,この波動について若干知りえた点を個条書きにしてあげてみる.1.この小波動は,気圧の谷や峯の小規模なものらしく,又,東進性をもっている.2.この小波動をみつけるには,島や船からの報告から気圧の変化曲線をつくり,そのキンクによって谷や峯を探せばよい.3.この小波動は南緯50~60度の間で,はっきり見付けられるようである.4.南大洋にブロック気味の高気圧がある時,この波動の東進に伴って南板前線上にも気象変化が生じ,その変化も一緒に東進する.場合によっては,高気圧の南北の両端を小低気圧が一つずつ小波動に伴って,一緒に東進することもある.5.この小波動の東進速力は,1時間に経度1度前後と考えられる.6.この小波動は,大規模の擾乱の中では不明瞭になり,擾乱がおとろえると明瞭になってくる.7.暴風圏の強温帯が南下すると,この小波動は速さをます傾向がある.8.この小波動の寿命はかなり長いものもある.9.この小波動は,極高気圧の圏内では不明瞭になるようである.10.ロス海では,この小波動は進行方向は顕著な南分をもつようになる.