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标题: II Preliminary Report on Geomorphological Survey of the Yamato Mountains, East Antarctica (PRELIMINARY REPORTS ON A TRAVERSE TO THE YAMATO MOUNTAINS IN 1960) 其他标题: II 東南極やまと山脈の地形について(第4次越冬隊やまと山脈調査旅行報告(予報)) 本地全文: 下载 作者: Yoshio YOSHIDA 期刊名称: Antarctic Record 印刷版ISSN: 0085-7289 电子版ISSN: 2432-079X 出版年度: 1961 卷号: 13 DOI: 10.15094/00007126 语种: English 出版社: National Institute of Polar Research 摘要: 1960年11月1日から12月15日にわたって,昭和基地南西約300kmにあるやまと山脈への旅行が第4次越冬隊によって行なわれ,大陸氷および山地の氷河学,地質学,地理学的調査が行なわれた.これらの成果は現在整理中であるが,山脈の地形の概略を報告する.やまと山脈はほぼ南北に連なる7群の山塊群からなり,東南東より流下する大陸氷は,これに阻げられて停滞し,山群間を破る溢流氷河によって西北方へと氷を排出している.山地はいずれもこれらの氷河群と,大陸氷から独立した圏谷氷河,谷氷河によって氷蝕を受けた典型的な氷蝕地形をなしている.山塊郡は地形的にも2つの弧をなし,西側へ張り出した6群の山塊による弧と,その東側の1つの山塊及び数個のnunatakからなる弧とが雁行している.山脈の南方には数個のnunatakないしは山塊があって,氷堤(大陸氷が氷崖を作って段をなしている)をもって内側の弧に連なっている.やまと山脈は花崗岩,花崗片麻岩等の深成岩体よりなるが,これらの地質構造は前述の弧状構造をよく示し,地形に大きな影響を与えている.第四紀以降の氷床の後退は山地の各所にその証拠を止めていて,後退の種々のstageが観察されるが,これらを大観してみれば,後退は北ほど進行しており,かつ現在もなお後退を行なっていると言うことができる.