文章基本信息
- 标题:Unpaywallを利用した日本におけるオープンアクセス状況の調査
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- 作者:西岡 千文 ; 佐藤 翔
- 期刊名称:情報知識学会誌
- 印刷版ISSN:0917-1436
- 电子版ISSN:1881-7661
- 出版年度:2021
- 卷号:31
- 期号:1
- 页码:31-50
- DOI:10.2964/jsik_2021_016
- 出版社:Japan Society of Information and Knowledge
- 摘要:本稿は Unpaywall を利用して日本と世界のオープンアクセス(OA)状況を調査した.日本の調査では Unpaywall と Scopus に収録されている日本の著者による雑誌論文約 200 万件,世界の調査では Unpaywall に収録されている雑誌論文約 8,000 万件を対象とした.結果,日本と世界の OA の割合はそれぞれ 41.83%, 29.77%であることがわかった.日本の割合の高さの要因は,過去に出版された論文の多くがブロンズであ ることである.近年の傾向としてゴールドの割合の上昇が観察された.機関リポジトリで公開されている論 文の割合は 2000 年から 2010 年にかけて増加しているものの,2010 年以降は横ばいで約 5%である.2010 年以降の機関リポジトリのみで OA である論文の割合は約 1.5%である.グリーン OA を効率よく推進するためにも,各機関がそれぞれの OA の状況を継続的に把握できるような仕組みが必要である.
- 关键词:オープンアクセス;機関リポジトリ;学術雑誌;学術情報流通;オープンアクセスリポジトリ;open access;scholarly communication;open access repository;institutional repository;academic journal