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文章基本信息

  • 标题:家庭血圧測定実施状況と関連する生活習慣行動および基本的特性の探索的検討:職域横断研究
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  • 作者:辰巳 友佳子 ; 志摩 梓 ; 川村 敦子
  • 期刊名称:産業衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:1341-0725
  • 电子版ISSN:1349-533X
  • 出版年度:2021
  • 卷号:63
  • 期号:2
  • 页码:43-52
  • DOI:10.1539/sangyoeisei.2020-016-B
  • 出版社:Japan Society for Occupational Health
  • 摘要:目的: 我が国の一般集団における家庭血圧測定実施状況はほとんど報告されていない.本研究は職域集団において家庭血圧測定の実施状況と家庭血圧測定を実施している者の生活習慣行動および基本的特性を探索的に明らかにすることを目的とした. 方法: 総合小売業の単一職域集団において2018年に実施された定期健康診断データを用い,40–65歳の4,664名を対象とした.降圧薬服用の有無別,性別に家庭血圧計保有の有無と測定頻度を算出し,多変量ロジスティック回帰分析より家庭血圧測定実施と基本特性,生活習慣行動との関連を検討した.独立変数は年齢,血圧,雇用形態,同居者有無,喫煙習慣,飲酒習慣,食習慣,運動習慣,歩行速度,脂質異常症治療有無,糖尿病治療有無とし,従属変数は降圧薬非服用者では家庭血圧測定機会あり(家庭血圧測定頻度が月2回以上),服用者では家庭血圧測定習慣あり(家庭血圧測定頻度がほぼ毎日)とした. 結果: 降圧薬非服用者で家庭血圧測定機会のある者は男性8.7%,女性12.4%で,男女とも年齢(1歳上昇毎のオッズ比:男性1.11,女性1.06)と血圧(<130/80 mmHgと比較した ≥ 140/90 mmHgのオッズ比:男性7.42,女性:4.71)が家庭血圧測定機会と正に関連した.さらに女性では脂質異常症治療を受けている者(受けていない者と比較してオッズ比1.77),歩く速度が速い者(遅い者と比較してオッズ比:1.49),運動習慣のある者(ない者と比較してオッズ比:1.79)で測定機会ありのオッズ比が有意に高く,夕食後の間食の回数が多い者(少ない者と比較してオッズ比:0.65)で有意に低かった.降圧薬服用者で家庭血圧測定習慣ありの者は男性21.6%,女性25.5%であった.男性では糖尿病治療を受けている者(受けていない者と比較してオッズ比:0.23)で測定習慣ありのオッズ比が有意に低かった.女性では,脂質異常症の治療を受けている者(受けていない者と比較してオッズ比:0.53),血圧管理不良者(<130/80 mmHgと比較した ≥ 140/90 mmHgのオッズ比:0.58),飲酒習慣のある者(ない者と比較してオッズ比:0.60),就寝前2時間以内の夕食回数が多い者(少ない者と比較してオッズ比:0.54)で測定習慣ありのオッズ比が有意に低く,独居者(同居者がいる者と比較してオッズ比:2.43)で有意に高かった. 結論: 降圧薬非服用者で家庭血圧測定機会ありの者は約10%で,男女とも年齢と血圧が,女性では加えて健康的な生活習慣が正に関連していた.降圧薬服用者で家庭血圧測定習慣ありの者は約25%で,他の生活習慣病治療や女性では血圧管理不良,不健康な生活習慣が負に関連した.
  • 关键词:Hypertension;Home blood pressure measurement;Lifestyle;Cross-sectional study
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