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文章基本信息

  • 标题:PD1-25 女子大学生の向社会性に及ぼす高校時の共感経験及び行い手・受け手のモデリングの効果(発達) [in Japanese]
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  • 作者:堂野 恵子; 堂野 佐俊
  • 期刊名称:Annual Convention of the Japanese Association of Educational Psychology
  • 印刷版ISSN:2189-5538
  • 出版年度:2008
  • 期号:50
  • 页码:322-322
  • 出版社:Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    昨今、青年の「向社会性」の発達の不十分さが指摘されることが多い。向社会性の発達には、内的媒介過程として、動機づけ機能である「共感性」、及びその場で道徳的判断を行う認知機能としての「向社会的判断」の発達が重要である(菊地、1983;堂野、1996、2008)。共感性の発達には、まず自らの「直接的共感経験」の程度が影響すると予想する。また、向社会性の発達にモデリング(Bandura,1977)の効果性が高いことは度々指摘されているが、上記の二つの媒介機能への影響のあり方については、必ずしも明らかとなっていない。またモデリング研究においては従来、行為の「行い手」の観察の効果に関する分析が殆どであった。しかし、現実場面では、同時に「受け手」も観察しているのである。向社会的行動の行い手の観察により、「○○するのは良いことだ」といった上記の「向社会的判断」の発達が進み、受け手の観察により、「○○されてよかった」といった「共感性」の発達が進むのではないかと予想する。そこで本研究では、女子大学生に回想法により高校時代について、(1)直接的共感経験の程度、また向社会的行動のモデリングについては、(2)行い手の観察により感じた向社会的判断の程度、及び(3)受け手の観察により感じた共感性の程度を尋ね、これらの要因と(4)高校時、(5)大学現在の向社会性の発達との関連について、それぞれ検討を行った。

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