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  • 标题:日本人下顎第2乳臼歯咬合面に現れる小結節の頻度
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  • 作者:尾崎 公 ; 上明戸 芳光 ; 名取 真人
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1992
  • 卷号:100
  • 期号:1
  • 页码:43-51
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:大臼歯の咬合面には主たる咬頭の他にいくつかの小結節が出現するが,今回は下顎第2乳臼歯についてモアレ法を用いた半定量的方法によりその頻度を調査した.材料は咬耗の少ない日本人下顎第2乳臼歯の石膏模型,男子19例,女子26例である.咬合面はProtoconid, Metaconid, Entoconidの3咬頭頂が水平になるように固定し,この面の垂直線上からモアレ等高縞写真の撮影を行った.等高縞間隔は0.2mmである.結節の同定および大きさは基本的に,独立した1本の円環状等高縞が形成されるものを1.0とし,独立はしていても点状のものをq.5,等高縞が2本形成されるものを2.0,というスコアリングによって表現した.計測項目,およびその男女を込みにした0.5以上の頻度は次の通りである.1)Mesial AccessoryTubercle, 17.8%,2)Metaconid Mesial Access-ory Tubercle, 8.9%,3)Metaconid Distal Accessory Tubercle, 57.8%,4)Distal Trigonid Crest, 17.8%,5)Deflecting Wrinkle, 46.7%,6)Sixth Cusp, 35.5%,7)Entoconid MesialAccessory Ridge, 0%,8)Protostylid, 73.3%.これらの頻度を既に得られている永久歯の下顎第1大臼歯と比較した.項目番号の2,3,4,および8はカイ2乗検定により乳臼歯の頻度が有意に高かった.一方,1,5,6,および7は有意差が無かった.これらの結節には化石霊長類や哺乳類にみられる系統発生学的に原始的な形質とエナメル質肥厚に代表されるヒト化への過程で獲得されたもとがあると考えられるが,本研究の結果はそれぞれの形質の起源を考える上で示唆を与えるものである.また,有意差を示したものの多くはMetaconidの周辺の形質であることから,第2乳臼歯ではこの咬頭の発生過程における変異が注目される.
  • 关键词:Deciduous molar; Anomalous cusp; Moire; Three-dimensional measurement
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