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文章基本信息

  • 标题:アルコール代謝酵素の遺伝的多型とその人類生態学的意義
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  • 作者:原田 勝二
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1991
  • 卷号:99
  • 期号:2
  • 页码:123-139
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:アルコール摂取後の生体反応の個人差および人種差についてアルコール脱水素酵素(ADH),アルデヒド脱水素酵素(ALDH)の遺伝的多型の関与と意義にっき解説した.ADHおよびALDHのアイソザイムはそれぞれ数多くのサブユニットにより形成されるが,両酵素の遺伝的多型の発見以来,アルコール感受性の相違に関する多くの研究がなされた結果,最近では次の解釈が定説となっている.すなわち著者らによって発見されたALDH2アイソザイム多型のうち活性を示さないタイプはアルコールの第一次産物であるアセトアルデヒドの代謝が遅れ,蓄積されたアセトアルデヒドの強力な薬理作用により顔面紅潮や心拍数増加などの不耐症状が出現する.この効果によりALDH2不活性タイプの個体はアルコール乱用に至らず,従ってアルコール依存症にもなりにくい.またALDH2の多型はモンゴロイド系集団のみに検出されるので,彼等の拡散,適応に関する研究に有力な情報を提供するのみならず,将来におけるアルコール依存症の予知•予防に関する重要な基礎データを提供する.
  • 关键词:ADH; ALDH; Genetic polymorphism; Alcohol sensitivity; Alcoholism; Racial difference
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