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文章基本信息

  • 标题:イラク•ハムリン顔而頭蓋の水平輪郭
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  • 作者:和田 洋
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1989
  • 卷号:97
  • 期号:4
  • 页码:433-455
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:この報告はイラク•ハムリソ盆地から出土した顔面頭蓋の水平輪郭を記載している.顔面頭蓋およびその前部の水平輪郭が前後径および幅径の22項目で分析された.顔面頭蓋は眼窩上縁および外耳孔の4点を結ぶ平面より前下方の部と,また顔面頭蓋前部は frontomalare orbitale および zygomaxillare anterius の4点を結ぶ平面より前方の部と定められた.資料は長頭(地中海人種)および短頭集団(アルプス人種)に所属する95例であり,方法は単変量および主成分分析を用いた.目的は集団間および性間の形態変異を推定し,その集団間変異に基づいて集団分類を確立することであり,また集団特徴を明らかにし,その集団特徴に基づいてハムリソ両集団の世界の中における人種的位置を確立することである.主成分分析では,男性の長頭および短頭集団間が顔面頭蓋上顎部の水平輪郭により,また女性のそれが顔面頭蓋前部の上顎部水平輪郭により特徴づけられた.一方,両集団の性間変異は主に顔面頭蓋全体と顔面頭蓋前部の前頭部との大きさにより特徴づけられた.顔面頭蓋の集団間変異に基づく観察により,82例の頭蓋が所属する集団型を再吟味した.その結果,前回(和田,1986)の集団分類法は88%で正しく,一方今回のそれは 83%の正当率であった.前回および今回の集団問変異に基づいて,10例の集団型が変更された.単変量解析では,男性の集団間変異が顔面頭蓋後方底部すなわち頭蓋底の幅径の差異により,また女性のそれが顔面頭蓋前部の上顎部長径と頭蓋底の幅径との両者の差異により生じていた.主成分分析を用いてハムリン両集団の人種的位置を確認すると,長頭および短頭集団はいずれもコーカソイドの一員であることが示唆された.
  • 关键词:Facial skeleton; Horizontal profiles; Dolichocranic racial type; Brachycranic racial type; Caucasoid race; Himrin Basin
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