文章基本信息
- 标题:日本人青年及び中年男子の体組成の推定
- 本地全文:下载
- 作者:大中 忠勝
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1986
- 卷号:94
- 期号:1
- 页码:65-73
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:12歳から52歳までの日本人男子被検者64名の体組成を水中体重定法により測定した.同時に実施した皮脂厚及び周径の測定値から,身体容積を推定する式を作成した.ステップワイズ重回帰分析により,体重(BW),胸囲(CG),腹囲(AG),及び年齢(AGE)を説明変量とする以下のような身体容積(TBV)の推定式が得られた.TBV(l)=0.9424BW(kg)+0.1188AG(cm)-0.0695CG(cm)-0.0029AGE(years)-2.893 (R=0.998,SEE=0.586)体脂肪比率(%Fat)は BROZEK ら(1963)の体脂肪算出式に上記の身体容積推定式を代入して求めた.%Fat=•(16.48BW+54.29AG-31.76CG-1.33AGE-1322)/BW (R=0.651,SEE=3.5)これらの推定式の精度は別に測定した20名の被検者(13-48歳)のデータにより,検討した.測定値と推定値との差の絶対値の平均は身体容積で609ml,体脂肪比率で4.2%であった.本研究において求められた推定式の精度は他の研究の式と比較して推定誤差をより少なくするものであった.さらに,本研究の推定式は他の研究で説明変量として採用される場合が多い皮脂厚を含んでいない.体重と周径及び年齢のみで推定が可能であり,皮脂厚測定に伴う測定誤差が除かれる.また体重計と巻尺のみで計測できることから,野外での使用が簡便である.
- 关键词:Body composition; Densitometry; Young and middle-aged Japanese men