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  • 标题:パンジャブ地方乳児の身体計測値の性差
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  • 作者:A.K. BHALLA ; S. KAUL ; V. KUMAR
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1985
  • 卷号:93
  • 期号:4
  • 页码:487-491
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:154名 (男86名,女68名)のパンジャブ地方の乳児について生下時より満1歳まで毎月齢ごと(各月齢の前後3日以内)に身体計測を行った。被験者の属する社会•経済的階級は多様であるが,全員健康で,満期出生,生下時体重は2,500g 以上であった。計測項目は背臥位身長,頭囲,胸囲,上腕囲,下腿最大囲,皮脂厚3項目(triceps, mid-axillary, sub-scapular)で,さらにこれらの数値から上腕径 correctedupper-arm diameter(BROZEK,1956),中位上腕筋囲 mid-upper-arm-muscle circumference(JELLIFFE and JELLIFFE,1960),3皮脂厚計の和を求めた。これら12項目(9計測項目と3計算値)について両性の形態学的特徴の変化を評価するために,{2(χm-χƒ)/(χm+Χƒ)}×100の式によって(WOLANSKI,1965)月齢ごとの性差示数 dimorphism index を算出した(Table 1)。ここで Xm は男児の, Χƒ は女児の平均値である。Figs.1,2には全項目の性差示数の月齢に伴う推移を示す。まず性差示数の推移をみると,皮脂厚以外の項目は乳児期全般にわたって男の値が同じ月齢の女の値より大きいことが分る。これをさらに詳しく検討すると,背臥位身長の性差は4ケ月以後ほぼ安定しているが,周径,体重,筋量のそれは除々に減少していくことが観察される。全項目中下腿最大囲が最大の性差を示し,体重がこれに続いている。また,全体的に男が女より大きいものの,10ケ月目の女児の胸囲は男児のそれよりいくらか大きい傾向があり,11ケ月目から12ケ月目にかけて上腕囲も女児の方が大きくな。皮脂厚は4ケ月目までは男の方が厚いが,それ以後は女が男を凌駕する。3ケ月以後で皮脂厚の性差が最大となるのは12ケ月目で,5ケ月目がこれに続く。その原因は,生後1ケ月の間に男児でテストステロンの産生が高まる事実(FOREST et al.,1973)と恐らく関連しているのであろう。以上のことから,性差の年齢変化のパターンは個々の計測項目の絶対値に基づいた推論とは異なることが明らかになった。男女児間の差は加齢と共に変化し,しかもこれらの変化は単一方向性のものではない。本研究によって性差が大きくなる時期と小さくなる時期が明白となったが,加齢に伴うこのような現象は LASOTA(1974)が dynamics of developmentと記したものに相当しよう。
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