文章基本信息
- 标题:長時間40%Vo2max運動時の生理反応に及ぼす気温の影響とその性差について
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- 作者:栃原 裕
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1984
- 卷号:92
- 期号:1
- 页码:1-11
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:身体的鍛練を行なっている男女各8名の大学生を被検者とした。気温は9.5°C(低温),22.0°C(常温),34.5°C(高温)の3条件で,相対湿度は55~65%で,気流は20cm/secであった。各気温下20分間の安静の後,あらかじめ常温下で数回測定した各人の最大酸素摂取量の40%に相当する強度の自転車エルゴメータ運動を100分間行なわせた。実験中,心拍数,収縮期血圧,直腸温,肺換気量,酸素摂取量及び発汗率を測定した。低温時と常温時の心拍数,直腸温増加度には性差は認められなかった。しかしながら,高温時には,運動終期の心拍数,直腸温増加度は,有意に男子の方が大であった。男子のみが高温下運動時に肺換気量の増加が認められ,しかも高温下運動中の酸素摂取量の増加は男子の方が著しかった。高温時には,男子の収縮期血圧は運動80分目以後低下傾向があったが,女子にはこの傾向は認められなかった。直腸温上昇度に対する発汗率は男子が,有意に大きく,高温高湿下運動時には,男子の発汗は女子ほどには効率的ではない様であった。