文章基本信息
- 标题:沖繩出土港川人の下肢長骨断面形について
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- 作者:木村 賛 ; 高橋 秀雄
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1984
- 卷号:92
- 期号:2
- 页码:69-78
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:沖縄本島から出土した後期更新世時代人である港川人の下肢骨中央断面形の力学的特性を測定した。測定法としては X 線非破壊法を用いた。港川人の断面積,断面二次モメント,断面二次極モメントの測定値は現代人の同性測定値と有意の差がない。参考として用いた他の化石人や縄文時代 (中期一晩期) 人の測定値では多く現代日本人のものより有意に大きい,すなわちより頑丈である。港川人のうち No.III女性人骨は外径に比べて骨質量が多く,Penrose の形態距離を用いると Ordos 大腿骨や縄文男性脛•腓骨と比較的には近い距離を示す。港川人と同時代かつ地理的に近い長骨の断面測定値がほとんどみあたらないため,このような測定値からみた港川人の位置についてはなお不明である。