文章基本信息
- 标题:高年者の身長と体重に及ぼす加齢の影響
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- 作者:高崎 裕治 ; 金子 秀平 ; 安西 定 等
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1984
- 卷号:92
- 期号:2
- 页码:79-86
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:高年者の身体的特徴について,特に身長と体重に及ぼす加齢の影響を検討した。被検者の内訳は64~90歳の男性426名,63~90歳の女性576名で,このうち,過去5年以上にさかのぼって追跡可能なものが男性52名,女性83名存在し,その加齢変化を横断的に得られた結果と比較した。身長または体重の年齢に対する回帰から変化率を計算すると,身長の場合,男性で0.20cm/年,女性で0.40cm/年の割合で短縮していた。個人の追跡可能であった資料から身長の変化率を調べると,その平均値は男性で0.20cm/年,女性で0.34cm/年となり,横断的に得られた結果に近似したものが得られたが,両方法を通じて女性が男性より大きな変化率を示した。一方,体重については縦断的にみるとほとんど変化しておらず横断的に得られた体重減少は加齢によるものではなかった。比体重について,縦断資料の経年変化は増加傾向にあり,体重が比較的安定していることとあわせると身体構成組織にも加齢影響の及んでいる乙とが考えられた。