文章基本信息
- 标题:ホエザルの上顎臼歯の個体異変と臼歯の構造から見た南米ザルの系統
- 本地全文:下载
- 作者:瀬戸口 烈司
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1983
- 卷号:91
- 期号:1
- 页码:1-10
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:南米コロンビアで発見された中新世のスタートニア(現生ホエザルの祖先)の臼歯に見られる"原始的"形質と,さらに敷衍させて,南米ザル全体に見られる原始的形質と考えられる諸特徴を考察し,次の6点を南米ザル臼歯の原型的形質と考えた:1.ハイポコーンは存在する;2. entofiexus は深くて長い;3. postprotocrista はメタコーンに達する;4.各咬頭は明瞭で,比較的に高い;5.上顎臼歯の頬舌径は近遠心径よりも大きい;6.第3大臼歯は存在する。リスザルはこれらの原型的形質を保持する唯一の現生南米ザルであり,オマキザルはすでに派生的形質を獲得している。この仮説を前提にして,南米ザル全体の系統樹を作成した。