文章基本信息
- 标题:頭骨計測における誤差
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- 作者:佐倉 朔 ; 溝口 優司
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1983
- 卷号:91
- 期号:1
- 页码:69-78
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:おもにマルチン式計測法により,5個の頭骨に対する6人の計測者の2回にわたる計測で得た,直線距離を主とする22項目の頭骨計測値についてその計測誤差を検討した。分散分析により求めた計測者内誤差分散がとくに大きかった項目は,最小前頭幅,眼窩幅,全側面角であった。計測者間誤差分散が計測者内誤差分散よりも有意に大きかったのは,両耳幅をはじめとする8項目であった。主成分分析により,いくつかの計測項目に共通するような誤差要因はないこと,またクラスター分析により,集団の比較に際して計測誤差が結果の解釈にかなり影響し得ることが示唆された。計測の結果はその誤差を確認した上で論ずるべきであることを再認識した。