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  • 标题:コロブスモンキーにおける歯の大きさと性的二型
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  • 作者:山田 博之 ; 酒井 琢朗
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1983
  • 卷号:91
  • 期号:1
  • 页码:79-97
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:アフリカに棲息するコロズスモンキー3種(Colobus polykomos, Colobus badius, Colobus verus)について,歯の大きさを計測し,さらに rect angle および 1ength-breadth index(幅厚指数)を計測絶対値から算出して,各種間の差ならびに性的二型について比較した。資料は京都大学霊長類研究所に所蔵されている晒骨された頭蓋骨をもちい,原則として右側の歯を1/20mm副尺付ノギスによって計測した。計測部位は歯冠近遠心径および頬舌径である。歯の大きさについて3種間で比較してみると,一般に C. polykomos が最も大きい歯を示し,次いで C.badius であり, C. verus が最も小さい歯を示していた。さらに rect angle による結果ではこの傾向はより一層明白にあらわれた。しかし,幅厚指数では3種間に明らかな差は認められなかった。また歯冠近遠心径よりも歯冠頬舌径の方が3種間の差はより著明にあらわれた。一方性的二型で3種間を比較してみると,歯の大きさでは C. verus が有意な性差を最も多くあらわし,次いで C. polykomos ,C. badius の順に性差が少なくなっていた。有意な性差が特によくあらわれた部位は, CP3complex であり,この部位の性的二型の程度を比較してみると C. verus が最も強く,次いで C. badiusであり, C. polykomos が最も弱い傾向を示した。この傾向は歯を6つのグループに分けて算出したマハラノビス汎距離によっても明確に再現された。以上のことから,今回もちいたコロブスモンキー3種のうちでは大きな歯をもつ種(C. polykomos)ではその性的二型も強くなるという傾向は認められなかった。
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