文章基本信息
- 标题:倉敷市粒江遺跡出土の江戸時代人頭蓋の研究
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- 作者:渡辺 聰子 ; 和田 洋 ; 欠田 早苗 等
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1982
- 卷号:90
- 期号:1
- 页码:61-72
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:発掘骨の資料は収集が偶発的であるたあに,地方差の検討も計画的には行えない。近世のものでも保存状態の不良のものが多く,人類学的資料として使用に耐えないものが多い。今回の報告は,中国地方における近世の頭蓋についてゞある。男性では,長頭傾向が明らかで,高径がわずかに小さく,頬骨弓巾や鼻巾がやや大きい値を示している。また,舌下神経管二分,インカ骨,副眼窩下孔,副オトガイ孔の出現頻度が低いという特徴を除いては,畿内の近世の頭蓋との間に大きな変異はなさそうである。近世中国地方人に関する記載は少いので,少数例ではあるが報告し,今後の研究の一助としたい。