文章基本信息
- 标题:寒冷曝露時及び回復時の心拍数,体温変動の特徴
- 本地全文:下载
- 作者:栃原 裕 ; 大中 忠勝 ; 山崎 信也 等
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1982
- 卷号:90
- 期号:4
- 页码:411-419
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:15名の成人男子被検者を,90分間15°Cの寒冷下に曝露し,その後60分間毛布で保温して回復を観察した。実験期間中,心拍数,血圧,産熱量,直腸温,9部位の皮膚温を連続測定した。寒冷曝露により減少した心拍数は,回復期にさらに減少した。回復期の心拍数の減少は,回復期の平均皮膚温,体幹部皮膚温がなお低い水準にある者ほど著しい。寒冷曝露時に示された,上肢と下肢の末梢部皮膚温の差異は,回復期にさらに広がり,指先は趾先にくらべ高い皮膚温を保った。寒冷曝露により低下が認められた直腸温は,回復期にさらに大きな低下を続け,回復60分間では上昇に転じる例はなかった。回復期の直腸温低下度と皮膚温変化度との間には,前額部をのぞいて有意相関は認められなかった。