文章基本信息
- 标题:対寒反応の個人差に関する研究
- 本地全文:下载
- 作者:石井 勝
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1977
- 卷号:85
- 期号:2
- 页码:123-130
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:季節的に寒冷馴化度の大きい3月に,5名の成人男子被験者について,10°C2時間の寒冷曝露実験を行い,個人毎の対寒反応を比較した。産熱量•平均皮膚温•直腸温•大腿四頭筋からの表面筋電図及び心拍数を実測し,それらのデータから10コの生理的変数を計算した。相関分析によると,産熱量は皮膚断熱度との相関が高く,産熱量に関連した変数は直腸温初発上昇との相関が一般に高い。心拍変化率は,産熱量関係及び直腸温関係の変数との相関が高く,その機序的解明が不十分にもかかわらず興味深い。産熱量を皮膚断熱度と,直腸温変化度又は平均皮膚温下降度の2変数の関数と考えると,重相関係数はほぼ1になる。このことから産熱量,皮膚断熱度,直腸温変化度を同時に検討すると,対寒反応が3つのタイプとして説明される。