文章基本信息
- 标题:沖縄住民の比較発育学的研究
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- 作者:木村 邦彦
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1975
- 卷号:83
- 期号:2
- 页码:151-171
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:昭和46年11月九学会沖縄調査団の一員として沖縄本島今帰仁村で調査した児童生徒264名の身体計測値と,琉球政府刊行の学校保健統計資科に基づいて,沖縄住民の発育が比較考察された。結果は次の通りである。沖縄住民は男は約13歳,女は約12歳の時期に少年期から青年期に入り,身体比例と筋力からの性差は約13歳から見られる。沖縄の児童生徒は両性とも全年齢期を通じて鹿児島の児童生徒より低身長であるが,思春期スパートはより早く始り,かつ長い。少なくとも HIERNAUX の相対成長の分所法でのb値からは,南西諸島住民,アイヌ,鹿児島住民,台湾人との比較では,沖縄住民とアイヌ,鹿児島住民と奄美大島住民がより類似する。沖縄住民の発育にも他の集団と一致する時代的変化が認あられる。