文章基本信息
- 标题:中部日本人の下顎骨について
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- 作者:故鈴 木誠 ; 高橋 譲
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1975
- 卷号:83
- 期号:4
- 页码:320-329
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:中部日本人の下顎骨,男性68個および女性44個の計測を行ない次の結果を得た。性差,男性値が有意差で大きい項目は下顎角幅,下顎幅示数,下顎枝高,筋突起高,筋突起幅,下顎切痕高,下顎頭幅,下顎枝垂直高,下顎体長,下顎長,下顎体高,下顎切痕示数である。有意差はないが女性値が大きいものは下顎枝角,下顎示数,下顎高示数,下顎体高厚示数および下顎枝示数のみである。他の項目では男性値が大きいが有意差はみられない。中部日本人の下顎骨の特徴は横径では下顎頭幅,前下顎幅,矢状径では下顎体長,下顎枝では下顎枝高,下顎枝幅,下顎最小枝幅,下顎切痕幅,下顎切痕高および下顎幅長示数が小さく,これに反して下顎体高,下顎体厚,下顎体高厚示数,下顎枝示数,下顎切痕示数は大きいことである。中部日本人と比較群との類似度をC2Hにより4計測項目で調べたところ,畿内日本人が最も近く,以下は関東日本人(森田),東北日本人,関東日本人(三橋),北陸日本人,西北九州人,中部九州人,朝鮮人,アイヌの順で距離が増加する。