首页    期刊浏览 2025年06月10日 星期二
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文章基本信息

  • 标题:静岡県岩水寺および愛知県牛川より出土のマカク化石について
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  • 作者:岩本 光雄 ; 高井 冬二
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1972
  • 卷号:80
  • 期号:1
  • 页码:1-10
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:静岡県浜北市岩水寺,ならびに愛知県豊橋市牛川より発見されたマカク化石について形態学的検討を行った.その結果において両遺跡の資料間にはとくに大きな区別は認あにくいので,広義の洪積世後期に属するものとして,一括報告した.臼歯の大きさについては,佐伯(1966)によるニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の統計を基準として比較考察した.資料中に含まれる上下顎骨片には,大きいというより頑丈な傾向はあるにしても,とくに現生ニホンザルとの違いは明らかでない.歯には,長幅径からみて現生ニホンザルと同大同形のものもあれば,個体変異の上でそれらとつながると思われる,大型~幅広いものもある.最後に,従来の研究をもあわせ考え,日本洪積世後期マカクは当面,Macaca cf.fuscata としてとらえておくのが妥当なこと,中国出土のマカク化石との比較が将来に期待されることをのべた.
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