文章基本信息
- 标题:国際基督教大学構内Loc.15の先土器文化
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- 作者:キダー J.E. ; 小山 修三 ; 小田 静夫 等
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1972
- 卷号:80
- 期号:1
- 页码:23-43
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:武蔵野台地の南縁を画する国分寺崖線に沿った段丘上には,先史時代の遺跡が多く知られるので有名である.国際基督教大学(ICU)はちょうどこの崖線の中頃に位置し.現在構内に35ケ所の遺跡が確認されている.この ICU Loc.15は1970年夏に大規模な発掘調査が行われた野川遺跡(Loc.28)と同じ先土器時代の多層遺跡の一っで,4枚の文化層はそれぞれ III,IV 層中の石器包含層の問題,IV 層の Pit.VI 層のナイフ形石器の発見,それにIX 層(TcBB II 下部)の石器群の把握という新しい知見をもたらした.そして発掘資料の処理にコンピューターを導入し,礫群,石質,器種分布などを考察した結果は,今後の整理,研究の点で期待される新分野となりえるであろう.